保育士国家試験の受験資格

保育士国家試験は児童福祉法にもとづいた保育士資格を取得し、保護者にかわって乳幼児の保育に携わるために受ける試験です。また保育園や託児所などの児童福祉に関わる施設に勤務し保護者に代わり日常の世話やしつけを行なうのが保育士です。
保育士国家試験を取得するには養成学校や専門学校・短期大学・4年制大学の規定された課程を修了することが必要です。各都道府県で行なわれる保育士試験を受験し、全科目合格となれば資格が取得できます。免除がない場合の試験科目は10科目となっています。受験資格は大学や短期大学など卒業者だけでなく卒業見込み者も含まれますし、指定施設で5年以上児童保護に従事した場合なども含まれます。


保育士試験の要点と問題(〔2010年度〕)

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保育士国家試験の日程や科目

保育士国家試験は平成20年度は、8月7日、8日に筆記試験が行なわれました。例年8月に2日連続という日程です。実技試験については20年10月13日となっています。受験願書の受付は毎年4月からですが、試験日程については災害等により変更される場合もありますので確認してください。筆記試験の結果通知は平成20年度では9月25日となっています。
保育士国家試験の筆記試験は1日目の試験問題として社会福祉や児童福祉他5科目、2日目には小児栄養、保育原理等の5科目となっています。続いて行なう実技試験では、幼稚園教諭免許状所有者以外は受験申請時に音楽・言語・絵画制作の中の2分野を必ず選択しまければいけません。

保育士国家試験の過去問題や対策講座

保育士国家試験の対策として、やはり有効なのが過去問題等に取り組むことです。ただ平成19年度の問題の中には問題作成の中で回答不能な問題が出題され、全員が正解となったこともあったようです。このような回答不能といった問題はごく稀ですの、でまず年度ごとの試験内容を確認し受験対策をするのが有効的です。
保育士国家試験の受験対策では他にも保育士養成講座の受講があります。ベテランの講師陣による保育士試験カリキュラムが作成されています。またそういった講座では試験回答の速報もされ、実習内容や対策講座にも力をいれていますので試験対策には役立ちます。

保育士国家試験の合格率

保育士国家試験は試験科目が非常に多いですが、1年ですべて合格しなければならないことはありません。合格科目は翌年と翌々年は受験を免除されます。つまりすべての合計点数ではなく、1つ1つの科目に合格ラインが定められているようです。また筆記試験については一般にマークシート方式ですが、各科目の点数が6割以上で合格となっています。また実技はもちろん筆記試験を合格した場合のみ受験できます。
保育士国家試験の合格率は全科目で11%〜14%となるようです。ですが合格した科目は受験合格した年を含め3年間有効とされていますの、で3年間をトータルで見た場合には合格率ももう少し高くなると予想されています。

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